市指定有形文化財 （境内の案内板より）

　日吉神社本殿彫刻並びに拝殿格天井花鳥画七〇面・板壁絵二面及び弊殿杉戸絵四面
　昭和56年４月23日指定

　本社殿は安政二年（一八五五年）、当時の拝島村大工伊藤紋蔵・臼井久米次郎を棟梁として、再建されたものである。昭和五五年に発見された棟札（むなふだ）によると、本殿彫刻は同村の彫刻師矢部健次郎良長が彫り、拝殿格天井花鳥画（こうてんじょうかちょうが）および板壁絵、弊殿（へいでん）杉戸絵は、上州（群馬県）館林藩（たてばやしはん）の絵師坪山洞山が描いたものとされる。
　いずれも近郷には類をみない傑作として、古くから著名である。
　昭島市教育委員会

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