とりぱん１ とりのなん子 講談社
『 とりぱん 』と聞いて「 ああ、あれね 」と思われた方も多いと思います。
『 とりぱん 』とは講談社から出ている週刊漫画雑誌『 モーニング 』に連載されている漫画です。
漫画といってもフツーの漫画ではなく、何と！野鳥がメインの漫画なのです。（“とりぱん”は野鳥のエサに与えているパンの耳のことです）
私は漫画はめったに読まないので、まったく知らなかったのですが、先日鳥好きの同僚が『 とりぱん 』が単行本になったものをくれました。
内容は、野鳥を中心に動植物や季節の移り変わりなどの自然観察、また日常の風景がほのぼのと描かれていて、心癒されたり、自然について、また、自然との接し方について考えさせられたり、自然の中で無邪気に遊んだ幼い頃の思い出がパッとよみがえってきたりと、読んでいてとても楽しい本です。
『 とりぱん 』では野鳥の生態をユーモラスに表現していますが、私も昨年から野鳥の観察や撮影をしているので「そうなんだよね！」と思わずニンマリ共感してしまう場面も多いです。
漫画雑誌は暴力的な描写や笑えないギャグ等満載で読みたくない…、という勝手なイメージがありましたが、こんなほのぼのとした漫画が連載されていてしかも人気があるのを知り、何だかほっとしています。
秋には２巻目が出るそうなので買おうかな。
※『 とりぱん１ 』の表紙です。
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最終更新日：2008年12月9日
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