新型スーパーカブがカッコよくなって戻ってきました

　　株式会社タカラトミーがつくっているミニカーシリーズ『 トミカ 』の『 新型スーパーカブ 』です。
　大きさは実車の1/33のサイズで全長は約5.5センチ。2018年3月17日(土)発売でメーカー希望小売価格は450円(税抜)です。
　スーパーカブは2009年、スーパーカブ90からフルモデルチェンジしたスーパーカブ110が発売されました。これは進化形カブらしいとてもすてきなデザインのバイクでした。

全体のバランスもいいですね

それが2012年、コスト削減の為、生産拠点が熊本製作所から中国に移されたのに伴い、モデルチェンジされ、いい感じのデザインが、何とも薄っぺらい感じのデザインになってしまいとても残念に感じていました。これも時代なのでしょうがないのでしょうが、こんな没個性なカブはミニカーになることはないな、とも思っていました。

後ろ姿もステキ

　それが昨年（2017年）、中国での人件費高騰や当時と比べて為替が円安に推移していること、ブランドイメージの向上などの為、生産拠点を中国から元の熊本製作所に移し、それに伴いデザインも一新したのでした。
　新型スーパーカブは本来のカブらしさを取り戻しつつも先進的な機能やデザインで「やっとカブが戻ってきた」と感じていました。
今年がスーパーカブ誕生６０周年記念ということもあって今回のトミカの発売になったのだと思います。

奥は2001年発売の初代トミカです。

　新型スーパーカブは初代に比べて全体のバランスもいいし、細かいところもとてもよくできていると思います。

左側は新型カブ、右側は初代カブのメーターです

　こんなにも進化したのかとただただ驚きです。新型カブは更に、初代のようにシールをただペタッと貼ってあるのではなく、奥にメーターのシールを貼った上にプラスチックのカバーが付いています。何という芸の細かさ！！

パッケージです