八王子市下恩方町生まれの前田真三さんは北海道の美瑛町や富良野市に広がる丘陵の美しさを全国的に有名にした風景写真家です。
　写真はいろいろなところで使われているので、前田さんの名前は聞いたことがなくてもきっとどこかでご覧になっていると思います。（左の写真はご実家に貼ってあるポスターです）

　北海道の美瑛町には前田さんが1987年に開設したフォトギャラリー「拓真館」があります。

　上のパノラマ写真は同僚の東 英樹さんが今年（2003年7月18日）奥さまとご一緒にバイクで北海道を旅された時にお撮りになった美瑛町の写真です。
　美瑛町の美しさをご紹介するために東さんから写真をお借りしました。ありがとうございます。
　本当に素敵な風景ですね。

　今回ちょうど（2003年8月27日〜9月1日）横浜の高島屋で『前田真三写真展』をやっていたので見てきました。（横浜までは昭島から約50キロ。カブでは少しくたびれました）

　どれも「ああっ、すごい！！」と感動の写真ばかりです。
　写真集もすばらしいですが、大きな写真はやっぱりいいなぁ。

　インターネットでも「前田真三」と検索をかければたくさんヒットして写真を掲載しているページが見られます。
　ご存じない方は是非ご覧ください。

　　夕やけ小やけ ふれあいの里でいただいたパンフレットより前田真三さんについてご紹介します。

風景写真の分野に新しい作風を…前田真三（まえだしんぞう）
大正11年、東京都八王子市下恩方町生まれ。
昭和15年都立八王子工業高校、
昭和17年拓殖大学（専）卒業。
館山海軍砲術学校を経て、戦地へ。昭和21年復員。
昭和23年総合商社ニチメン入社、以後17年間勤務。
昭和42年株式会社丹渓を設立し、写真活動に入る。
昭和46年日本列島縦断撮影旅行を約３ヶ月かけて敢行。
その帰路、美瑛・上富良野の丘と出合う。
昭和49年はじめての写真集『ふるさとの四季』刊行。
以後風景写真の分野に新しい作風を確立。
日本写真協会賞年度賞、毎日出版文化賞特別賞などを受賞。
昭和62年北海道美瑛町に自らの写真ギャラリー拓真館を開設。
平成10年逝去（76歳）。

横浜高島屋前にて

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最終更新日：2003年09月09日