高階瓏仙禅師（たかしなろうせんぜんじ）

歴　住　塔		高階瓏仙禅師書

　　高階瓏仙禅師（1876〜1968）とは永平寺の第７１世貫首（住職）でいらした方です。以前、あるところで高階瓏仙禅師のお名前を目にしてから何となく気になっていた方でした。

　今年も正月二日に父の実家のお寺にお参りをしました。
　歴住塔（歴代の住職がお祀りしてある石碑）の前にてお参りをしていると父が突然「この歴住塔の文字は高階瓏仙禅師が書かれたものだよ」と言いました。「えっ！」と思いました。「あの、高階瓏仙禅師がこの文字を書かれた…」
　これまで何回も、何回もお参りさせていただいていても誰がお書きになられたものか意識したことはまったくありませんでした。
　祖父と何やら親交があったらしい。そういうご縁で書いていただいたものらしいです。

　気にしていた方の名前が思いがけなく目の前に現れたので少し驚き、うれしく感じました。

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