重なる

　　昨日９月９日は重陽の節句でした。

　中国の陰陽説では奇数は陽の数とされています。
　９は奇数では一番大きな数なので、陽の極まった数の重なった日として重陽の節句といわれています。

　昨日は空でもおもしろいことがありましたね。
　８月27日、６万年ぶりに地球との大接近をした火星が、見かけ上ですが、月と大接近しました。

　月は、明日が中秋の名月で今を盛りと輝いています。
　火星は、６万年ぶりの大接近でとても明るい。

　天空に輝く陽の星どうしが重なりあいました。（シベリア地方では実際に月が火星と重なる火星食が見られたそうです）
　まさに“重陽”ですね。

　星には詳しくないので全然知りませんでしたが、ちょうどニュースで「今見れますよ！」と言ってたので外に出て見てみました。

　どちらも強く輝く星が近くにありとても美しかったです。
　しばらくうっとりとながめていました。

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