写真棟

学食（左）と写真棟（右）

　私は日本大学の芸術学部で写真を勉強していました。

　１１月１日の東京新聞の地域のページに日大芸術学部の江古田校舎（練馬区旭丘）が建て替えになる、という記事がでていました。

　「あっ、あの校舎がなくなってしまうんだ！」と何だか寂しい気持ちになりました。
　建物は３０〜４０年もたっているそうですから仕方がないですね。
　私が卒業してからも、もう２０年近くたちます。

　卒業してからは鍼灸学校を受験する時に成績のコピーをもらいに行ったような気もしますが、それでも１３年くらいたちます。

　最後にひと目見ておこう…、と出かけてみました。

　大学時代はずっと世田谷の上用賀からバイクで通っていました。
　昔の道をたどってみよう、とまず世田谷の以前自宅のあった所に寄ってから大学時代に通った道を通って行きました。
　世田谷通りから環七に出て北上します。片道約15キロです。

　道の細かい所はけっこう変わっているようですが、走った雰囲気はそんなに変わりなく大学時代のことが思い出されました。

　大学ではちょうど学園祭をしていました。
　まわりはマンションや住宅も多いのに大音響でコンサートをしていました。
　当時は何とも思わなかったのですが、これはとんでもなくまわりに迷惑ですね。

　なつかしの写真棟の前まで行ってみました。
　「ああ、ここで毎日、毎日一生懸命大好きな写真に打ち込んでいたんだなぁ」と懐かしい気持ちでいっぱいでした。
　そして今は写真を仕事にしていないけれども、写真を撮る基礎をいろいろ学ばせていただきました。ありがとう！！と感謝しました。

　私は学校の勉強が嫌いで高校までは学校へ行くのが本当にイヤでイヤでしょうがなかったのですが、大学では好きなことが好きなだけできるので毎日が楽しくて仕方がありませんでした。
　そのような環境を与えてくれた親に、学校に心から感謝します。

東京新聞の記事（１１月１日）

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