身の危険

　早いもので昨日がお彼岸の入りでしたね。

　お墓参りはなかなか行けず、家で拝んでいることも多いです。
　今年は父方と母方の両方のお墓参りができました。
　ちょうど今日、治療の講習会があったのですが、両家のお墓とも会場の近くなのです。
　母方のお寺は会場から車で５分ほどのところにあります。
　不思議なご縁ですね。

　朝のうち雨が残るとの天気予報だったのでバイクで行くのはちょっと無理かな、と思っていましたが、起きてみると全然降っていませんでした。
　都心に近づくにつれ路面が濡れて雨があがったばかりの状態だったのでちょうどタイミングがよかったです。

　お墓参りをしていると何だか胸がスーッとしてきました。
　通じたのかな？

　でも講習会の帰りはつらかったです。
　気温がぐんぐん下がっている上に、※強風が吹き荒れていました。
　ビルの間を吹き抜ける突風にあおられて、交通量の多い中、かなり流されたりフラフラしたりで本当に命の危険を感じました。
　とてもこわかったです。

　普段身にふりかかることは必然だ！学びだ！などと精神世界の本の受け売りで偉そうなことを言っていますが、何回かすごく危なかった時に思わず心の中で「助けて〜」と叫んでしまいました。
　普段いろいろな御託を並べていますが、身に危険がおよんだ時に思わずすがってしまうのも自然な気持ちかも。
　身に危険がおよんでも泰然自若でいられたらカッコイイですが、今の私にはとても無理な話のようです。
　ある意味貴重な体験でした。

※気象庁によると、東京都心では午後５時４８分に最大瞬間風速３３．４メートルを観測。３月としては１９３７年の観測開始以来、最も強い風だった。（朝日新聞社 asahi.com 2006年3月19日より引用）
　ちょうどこの時間にバイクで走っていました。

フレーム表示されていない場合はここを押してください