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| 秋の空です |
前回の日記からはや一ヶ月近く経ってしまいました。
先月の27日からお寺に住み始めたので約２週間になります。
少しずつ慣れてきましたが、少し疲れもたまってきました。
かなり前に,前住職さんのお母さまが住んでいらしたのですが、それからは誰も住んでいなかったので、片付けたり、掃除したりずっとバタバタしておりました。
だいぶ落ち着いてきたのですが、日中は治療院にいるため、日曜、木曜しか動けない上、何でもひとりでやっているため、なかなかすすみません。
もうしばらくかかると思います。
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| 光輝く宝珠 |
都心から比べれば昭島でさえかなり田舎で気温も数度低いようですが、日の出町は更に寒そうです。
そういえば、７月にＮＨＫで放送された『熱中時間』では野草に熱中している俳優の岡本信人さんが出演されました。
岡本さんは日本在来のタンポポ（カントウタンポポ）に出会いたくて、都心でも自然の残っている場所を訪ねますが見つけることができません。
ハチや蝶が受粉することなく繁殖できるセイヨウタンポポは都心でも見ることができますが、虫に受粉してもらわないとならないカントウタンポポは、今では都市部では見られなくなってしまいました。
どうしても見つけたい岡本さんは“思い切って”更に郊外を目指します。
「どこまで行くのだろう？」と思って見ていると、昭島が出てきたので驚きました。
よく見ると多摩川の昭島市と福生市の境近くの場所のようでした。
そこで岡本さんはやっとカントウタンポポに出会うことができたのでした。その時言われた言葉が、
「こんなに遠くまで来ないと、もう住めなくなっちゃったんだね、タンポポは」でした。
確かに、海岸から50キロもあるので遠いですね。
昭島市の多摩川は確かに緑が多いですが、そこから離れてしまえば普通の住宅街が広がっています。
そこへ行くと日の出町はお寺の回りでも畑も多いし、木に覆われた山ばかりですから、本当の？田舎です。
人家も少なく、より内陸にあるので、寒いのも当然ですね。
昨日は朝からいい天気でしたが、放射冷却の影響で、もうピリッとした寒さを感じました。
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| 本堂にて |
