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| 雪化粧が美しいスモモの木はまるで花が咲いたようです |
西多摩地区は最近とても寒いです。
この間の日曜日は夜積もった雪で朝起きたらどこもここも真っ白で美しかったです。
今日はお世話になった方の葬儀があり、参列させていただきました。
亡くなったのを知ったのは昨日でした。
このところ仕事前に交通事故の治療で治療院に通っています。
昨日は出かける時モタモタしていていつもより遅い時間に着きました。
私が治療院に入る直前にお一人先に入られました。
「あっ、更に遅くなってしまった」と思いながらその方をよく見ると、数年ぶりにお会いした知り合いでした。
その方が治療院に入られてすぐ、事務の方に「○○のおばあちゃん、亡くなって、今日がお通夜よ」、と言われました。
亡くなられた知人は体調がすぐれず、入院しているのは娘さんからお聞きしていましたが、回復傾向にあるとうかがい、安心しておりましたので、突然のことにびっくりしました。
お歳は95歳。
私が最後にお会いしたのは３年程前ですが、入院されるまで、洗濯したり、掃除をしたり自分のことはしっかりされていたようです。
私にもいつもよくしてくださり本当にありがたく感じておりました。
最初お通夜にでもと思ったのですが、昨日はお釈迦さまの亡くなられた日で仏教では涅槃会といいますが、西多摩地区で宗派をこえた仏教会があり、その儀式に参加し、夜はその会の新年会があったので、お通夜に行くことはできませんでした。
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| お寺の屋根まで真っ白です |
告別式はご自宅で行われましたが、衣を着てお昼休みにうかがいました。
お焼香だけして失礼しようと思い、外で開式を待っていたら葬儀屋さんがやってきて、菩提寺のご住職が私を上座に案内するように言われていると言います。そんなつもりはなかったのでご辞退申し上げましたが、断り切れない感じだったので、ご住職近くの場所に座りました。
知り合いの菩提寺は曹洞宗だったので、お葬式のやり方も読むお経も私のお寺と同じです。
ご住職の邪魔にならない程度の小さな声ですが、お経や偈文を一緒にお唱えさせていただきました。
昨日、不思議な巡り合わせで訃報をうかがった時点で、亡くなられた知人が葬儀に呼んでくださっているな、というのはわかっていましたが、やはりこのような形でお弔いさせていただく事になっていたのだと思います。
僧侶としても冥福を祈らせていただけたことがとてもうれしかったです。
ありがとうございました。
追記（3月13日）
※後日、近所のお寺で儀式があった時、参列させていただきましたが、その時、声をかけてくださった僧侶がいました。
突然のことで一瞬わからなかったのですが、亡くなられた知人の菩提寺の住職さんでした。
葬儀で一緒にお経読ませていただいた御礼を言うことができました。
このありがたい巡り合わせにまた感謝いたしました。
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| 白衣観音さま |
