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| 立川で暮らしているイエスとブッダ（映画のパンフレットより引用） |
先日『聖☆おにいさん（セイント☆おにいさん）』という映画を見に行きました。
『聖☆おにいさん』とは
目覚めた人ブッダ、神の子イエス。世紀末を無事に越えた二人は、東京・立川でアパートをシェアし、下界でバカンスを過ごしていた。近所のおばあちゃんのように、細かいお金を気にするブッダ。衝動買いが多いイエス。そんな“最聖”コンビの立川デイズ。（モーニングの公式ホームページより引用http://morningmanga.com/lineup/25）
“笑い”で世界を救う！イエスとブッダの“最聖コンビ”がミラクルな笑いを巻き起こす！累計発行部数１０００万部を突破した、中村光原作のギャグ漫画『聖☆おにいさん』（講談社モーニング・ツー連載中）がついに初の映画化。（映画のパンフレットより引用）
仏教の宗祖であるお釈迦さまとキリスト教の宗祖イエスさまが天界から下界の東京立川に降臨され、二人で一緒にアパートで暮らしバカンスを楽しんでいるというギャグ漫画です。
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| 映画館近くでは“立川降臨”ののぼりがはためいてました |
連載が始まったのが2006年からということでもうかなり経ちますね。
私は何年か前に『聖☆おにいさん』という、ブッダとイエスが立川で一緒に暮らしているおもしろい漫画があるよ、と坊さん仲間から聞いたことがありました。
ブッダとイエスという突拍子もない組み合わせと、私のご近所の立川が舞台と聞いてとても興味を持ったのですが、読むことなく過ぎてしまいました。
それが母の所で新聞を読んでいたとき、『聖☆おにいさん』の映画が５月１０日からはじまっていると知ったのでした。
映画は１ヶ月ぐらいで終わってしまうことが多いので、さっそく見てきました。
私は坊主（お釈迦さまの弟子）なので、これまでお釈迦さまについていろいろ見聞きして自分なりのイメージがあります。毎日「大恩教主本師釈迦牟尼仏」などと長い名前で拝んだりしている尊い存在ですから、どうしても違和感を感じてしまった場面もありますが、けっこう楽しめました。
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| ＪＲ立川駅北口を仲よく歩くイエスとブッダ（聖☆おにいさん SAINTO☆YOUNG MEN SPECIAL FAN BOOKより引用） |
何よりもうれしいのはお釈迦さまとイエスさまがとっても“仲がいい”ということですね。
仏教とキリスト教の対立というのはあまり聞きませんが、大きな宗教の宗祖どうしが仲良しなんてうれしいかぎりです。
映画では実際にあるお店や公園などもでてきます。
舞台となったシネマ通り商店街ではブッダとイエスの部屋をイメージした一角を作りそこにパネル展示などもしていたそうです。これは5月31日までということで見られなくて残念でした。
映画を見るまで実際の街並みが登場するとは知りませんでした。これまでに幾度も利用している、そして先ほども映画館へ行くために通ったＪＲ立川駅北口をブッダとイエスが肩を並べながら楽しそうに歩いている姿を見て、とてもウキウキした気持ちになりました。
映画は明日で終わってしまうところが多いようですが、立川ではまだしばらく見られるようです。是非ご覧ください。
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| いつも利用しているＪＲ立川駅北口です |
