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| 律（りつ）と鈴愛（すずめ）20180825土曜スタジオパークよりキャプチャー（引用） |
今週の土曜日（２９日）にＮＨＫ連続テレビ小説（朝ドラ）の
『半分、青い。』が最終回を迎えます。
『半分、青い。』は「岐阜県と東京を舞台に、大阪万博の翌年の1971年に生まれた、迂闊だが失敗を恐れないヒロイン・楡野鈴愛（にれのすずめ）が、病気による左耳の失聴を乗り越え、高度成長期の終わりから現代までを駆け抜けてやがて一大発明を成し遂げるまでの物語（ウィキペディアより引用」
ヒロインの楡野鈴愛（にれのすずめ）と同じ日に生まれた幼なじみが萩尾 律（はぎお りつ）です。離れたり近づいたりしながらも常にお互いに思い合っている間柄です。
お互い他の人と結婚したり、離婚をしたり、また急接近したりと二人の間柄が話題になっているようですね。
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| 私が山本 律だった頃、２歳６ヶ月 |
私も親からいただいた名前は「律（りつ）」といいます。
あまりない同じ「律（りつ）」という名前なので、知った時は「えっ」と思い親近感を感じました。
私の場合は、昭和５９年（1984年）僧侶となった時に「律之（りっし）」と改名し、戸籍もかえてしまいましたが。
萩尾 律（はぎお りつ）を演じているのが佐藤 健（さとう たける）さんです。
かっこよくてクールな佐藤さんと私は真反対ですが、前から注目していた佐藤さんが「律」を演じてくれたのが何だかうれしいです。
佐藤さんのことを知ったのは２０１０年にＮＨＫで放送された大河ドラマ『龍馬伝』です。
このなかで佐藤さんは「天誅（暗殺）の名人」「幕末四大人斬り」と言われた岡田以蔵（おかだいぞう）を演じています。
私は小説やドラマ等は滅多に見ないのですが、『龍馬伝』は見ていました。
『半分、青い。』もドラマ自体は一回も見たことがなく、ＮＨＫの「土曜スタジオパーク」や「あさイチ」で佐藤健さんが出演する特集を見てだいたいの内容を把握した次第です。
俳優さんの演技の巧拙についてよくわかりませんが、『龍馬伝』に出ていた佐藤さんの演技については「これは入っている！！！」と仰天しました。
そう、演じているというより「入っている」という感じです。
これは信じない方にはとんでもない話に聞こえると思いますが、名優と言われる方たちはほとんど憑依体質なのだそうですね。つまり過去にいた人を演じている時はその方が憑依する。つまり本人がそのまま入っていると言われていますが、私はそういうこともあると思っています。
８月２５日にＮＨＫで放送された「土曜スタジオパーク」では『龍馬伝』を演出された大友啓史さんが出演されて佐藤さんについて
「立ち回りの体のきれがよかったし、牢屋に閉じ込められてからの繊細な表情もよかった。中でも一番よかったのが以蔵最期の処刑シーン。思いがけない表情が出てきた。ここで以蔵、笑うんだ。すごい表情が撮れたと皆で興奮してしまった」とのことでした。
以蔵最期の処刑シーンで、以蔵役の佐藤さんの目から涙がツーと頬をつたい、ほわっと笑顔となりそのまま斬首されたのでした。
佐藤さんご自身は、「土曜スタジオパーク」のインタビューで「なぜ笑顔だったのか演技直後の自分も覚えていない。何かを用意してやったわけではない。無だった。自分では以蔵としてのこういう最期を迎えたいという理想があった。何でか自分でもわからなかったが、本番中も泣きたくなかったし、こんなはずじゃない。自分の理想とまったく違う収録になってしまったので、撮りなおしをお願いして撮りなおしてもらったが、撮りなおしは使われなかった」
と言われています。
これらのコメントを聞いてやっぱり入っていたんだな、と改めて思いました。
佐藤 健さんのますますのご活躍を期待いたします。
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| 以蔵の処刑シーン 20180825土曜スタジオパークよりキャプチャー（引用） |
