驚きと悲しみと

東光寺本堂と西の空 
東光寺本堂と西の空

皆さま、こんにちは。
お元気でお過ごしですか。
新型コロナウィルス感染症の為、世界中の方々が一人残らず影響を受け、たいへんな事態になっていますね。
今までの日常がまったく違ったものになってしまいました。
早くワクチンと治療薬ができ、おさまってくれることを祈るばかりです。
4月、私のたいへんお世話になっていた方が新型コロナウィルス感染症の為にお亡くなりになりました。
あまりに突然のことだったので、飛び上がるほどの衝撃を受けました。「えっ!!どうして…」と問うても仕方ないことですが、それでも「なんであの方が…」と思ってしまうこともしばしばです。
四十九日までの間、本堂で毎日毎日ご冥福をお祈りしていました。

シジミチョウ(2020年4月30日撮影:東光寺境内にて) 
シジミチョウ(2020年4月30日撮影:東光寺境内にて)

不思議なことですが、お亡くなりになったその日から東光寺周辺ではウグイスがピタッと鳴かなくなりました。あれだけ毎日よく鳴いていたのに。
私は野鳥が好きで、毎日ウグイスの声を楽しみにしていますが、こんなことは初めてです。
これも不思議なことですが、二七日(ふたなのか:亡くなってから14日目の法要)を過ぎてからまた鳴き出しました。今は二七日から一ヶ月以上経ちますが、鳴かない日はなくずっと鳴いています。谷に響くウグイスの声を聞きながら「あんなにもよくしてくださった…」「あの方のお陰でありがたい日々を過ごさせていただけている…」との思いをつのらせています。

東光寺境内のウグイス(2020年6月2日撮影) 
東光寺境内のウグイス(2020年6月2日撮影)


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