只今、リハビリ中です

手術前の股関節のレントゲン写真です 本来丸い大腿骨の骨頭が変形して骨盤にぶつかっています

あけましておめでとうございます。
今年も皆さまにとりまして充実した素晴らしい年となりますよう、心よりお祈り申し上げます。

私は只今、リハビリ中です。
昨年の11月に両足股関節を人工股関節に置換する手術を受けました。
病名は変形性股関節症です。

手術後の人工股関節です

今から３５年前の２５歳の時、インドからの帰りの飛行機の中で、足をひねってから股関節がずっと痛んでいました。
当初は歩けないほどだったのですが、だんだん落ち着いてきて、歩けるようにはなったのですが、歩いたり、また、股関節に負担がかかる動作をしたときに常に痛みを感じながら生活をしていました。
歩きすぎた時など、負担が多い時はかなり痛み、歩くのがやっとの時もあるほどでした。あまりにも痛い時には自分で股関節まわりに鍼治療をして筋肉を緩めたりしていました。

しばらくは歩行器で歩く練習をしました

変形が治ることはないのでいつかは手術をしなければならないと思ってはいましたが、人工股関節の寿命が２０年ほどで、若い時には手術を受けにくいこと、入院が長期にわたるので、長い間仕事を休まなければならないなどを考えるとなかなか手術には踏み切れませんでした。
それが昨年の８月足をくじいてから痛みがひどくなり、一時は階段をあがったり、しゃがんだりできないほどに痛みました。二十年ぶりぐらいに整形外科を受診したら両足いっぺんに手術しましょう、ということになりました。
９月半ばに診察していただいたのですが、先生の予定がつまっていて、実際に手術ができたのは１１月に入ってからでした。入院は約３週間でした。

杖を病院内の売店で買ってきました

縁があって手術していただいたのは、自宅から６０キロも離れた草加市の病院でした。兄と甥が送迎をしてくれました。ありがとう。
執刀してくださった先生はもちろんのこと、麻酔の先生や看護師さん、リハビリの先生、薬剤師さん、掃除をしてくださった方等々、また、看護学校の実習生が卒業前の最後の実習ということでついてくださって、指導の先生共々とても親切に身の回りのお世話をしていただきました。ご縁のありました皆さまに心より感謝申し上げます。
手術は全身麻酔で４時間くらいかかりました。

食事のメニューが選択できるなんてビックリでした

両足ともに手術をしたので、仰向け以外の姿勢をとることができません。手術の傷ももちろん痛みますが、寝返りもうてないので腰や背中が痛くて入院中はずっと寝付けませんでした。自宅に戻ってからゆっくり寝られることのありがたさを感じています。

病院で牛丼とケーキの昼食！！

普通のおいしいケーキで感動しました！

手術の翌日からリハビリが始まりました。平行棒につかまりながら歩くことからはじめ、歩行器を使い、杖になり、どんどん楽になっていることが実感できました。
杖をついて歩けるようになったら退院ですが、お陰さまで手術から三週間後の退院する時は杖があれば不安なく歩ける程になりました。

毎日牛乳がつきます。その牛乳は自宅近所の工場製造です。 地元のエネルギーを毎日いただいてうれしかったです。

今は退院してから１ヶ月以上がたち、歩くことや階段の上り下りもかなりしっかりしてきました。まだ正座している状態から立ち上がったりすることがサッサとできませんが、退院してからもリハビリに通ってだんだんよくなってきています。
入院中はかなりつらかったですが、股関節自体の痛みはもうないので、手術してよかったと思っています。

入院前、３週間もお世話になる氏神様にお参りをしました

股関節手術から退院してからすぐに別の病院で白内障手術を受けましたが、そちらも術後が順調なので助かっています。
結局一ヶ月半くらいは仕事ができなかったのですが、徐々に復帰できてありがたい限りです。
今年は無理はできませんが、自分の課題に一生懸命取り組もうと思っています。

退院してから３週間目に御礼のお参りに行けました

退院してから３週間で氏神様に御礼のお参りができました。しっかり歩けて、自分で車を運転して草加市まで行くのはどんなに早くても一ヶ月以上はかかると思っていたので、予想外に早くお参りできてうれしかったです。

入院中、歩行器や杖でのリハビリ散歩の途中にある 休憩場所から氏神様が見えるので、毎日拝んでいました

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